病気発症からの歩み・復活

正直、心療内科・精神科に通うのはいやだった。でも病気に上も下もない!うつ病・心の病気・精神疾患などのイメージとは?

こんにちは、ゴローです。

本日の記事では、会社にも休職届を提出し、紹介された心療内科・精神科・神経科のある病院に通っていた時のことについて書いていきます。

この頃になると、鍼灸院や頭痛を治す整体といったものにも通っていました。

ただ、現代の日本のシステムでは、西洋の病院に通っていないと不便なことも多く、また、当時の自分も含めてですが、病気をなんとかするためには病院しか選択肢がない!と思ってしまうことが当たり前ですし、周りからもそう言われるわけです。

結局、ここに至るまでのドクターショッピングの中で、「原因不明・診断つかず」となり、全ての病気を否定された場合、精神的なものだ!心の問題だ!

となってしまうわけですね…。

そんな葛藤や周囲からの目、当時通っていた時の心境などについて、今ならこう思う、といったことも交えながら書き進めていきます。

できるだけ言葉を選んで書いたつもりですが、もし不快な思いをされる方がみえたらすみません。また、個人的な経験・意見だと思っていただければと思います。

 

本当は行きたくなかった心療内科・精神科の病院

休職届
ついに休職届の提出!まさか、これが最後の出勤になるとは… 最後にもがいた10日間 こんにちは、ゴローです。 本日の記事では、ついに休職届を提出することになる、最後に粘った10日間について書いてきます。 ...

こちらの記事の続きになります。

これまで通ってきた全ての病院で、「異常なし・原因不明」となってしまったので、病院からも会社からも「心療内科・精神科」をすすめられていました。

正直行きたくなかったので、それとなく拒否し続けてきたのですが、僕としても他の選択肢がなくなってきてしまい、行くことになりました。

前回の記事で休職届を提出したわけですが、そのためには病院で診断書を書いてもらわないといけない、といった理由もありました。

じゃあ、なんで心療内科に通うことに抵抗があるのか?ってことですよね。

 

精神的なもの・ストレス・心の病気といった言葉のもつイメージの悪さ

どれだけ辛い症状があろうとも、病名・診断名がつかないと、病院からはもちろん、周りからも「精神的なモノじゃないの?心の問題じゃないの?」といったことを言われます。

実際に、僕も何度か言われました。

きっと発言する方に悪気はないのでしょうが、こういった内容のことを言われるのは、当時の僕はすごい嫌でした。

ここ数年、病名・診断がなかなかつかない人の話や意見を聴くことが多いのですが、ほとんどの人がやはり、精神的なモノ扱いされることを嫌がります。ましてや、その後に他の病名がついた時には、ほれみろ!って言いたくなってしまいますよね。

でもそれって、精神的な病気・心の病気を「悪いモノ」と思ってしまっている証拠なんだと思います。なんとなく、精神的な病気を下に見てしまっているというか、なったら恥ずかしい病気と思ってしまう傾向があるというか…。

実際、周りの目も氣になるし、周りからのイメージも悪い印象があります。口には出さなくても、そんな人や意見をたくさん見聞きしてきました。

僕の場合は、もともと元氣・アホといったイメージで通っていることが多かったので、幸いにも偏見のようなことを言われることは少なかったとは思いますが。

でも、「精神的な病気=心の弱い人・ダメな人・触れてはいけないこと」みたいな発言やイメージによって、余計な部分で苦しんでいる人が多くいることも事実なんですよね。

1つ言えることは、病気や病名に上も下も無い!ってことです。

確かに以前の僕も、突然会社休みだして、精神的な病気らしいぞ、って噂になっていたらイヤだなあとか思っていましたが、今ならどうでもいいかなって感じです。

近所で、心の病気になったという噂があるとか無いとか…?らしいのですが(笑)、それもまあそこまで氣にならないですよね今は。

 

心療内科・精神科に実際に通ってみた感想

とは言うものの、通ったのは1ヶ月だけ、5回通院しただけにはなります。

通っている途中で、完全寝たきり状態になってしまい、病院に行くことも出来なくなってしまいましたので…。

印象的だったのは、先生が柔らかい雰囲気で良さそうな方だったということですね。カウンセリングのような時間もありますので、肩肘はらずに行ってみるのも悪くはないのかなという印象も受けました(心療内科に行くか迷っている人がいるのであれば)。

 

ただ、個人的には薬で治るモノなのかな?という印象があります。

少し強めの薬と漢方薬の4種類を処方されたのですが、飲んでいく過程で体調がさらに悪化していったこともありますし(関係ないかもしれませんが)、薬物で治っていくのであれば、みんな治っていくはずだよなあ…なんて思ったりもします。

僕の場合は、その後他の病名がつくことになり、実際必要のないものを飲んでいた可能性が高かったわけですから、余計にそのように感じてしまうのかもしれませんが。

 

当時も懐疑的な思いがありながら飲んでいましたが、長年いろいろと自分でも勉強してきた中で、薬(だけ)に頼るのは危険かなと思います。一時的な脳内のホルモン調整とかには良いのかもしれませんが。あくまでも個人的な意見ですけどね。

 

病名不明・原因不明の場合は、精神的なもの!心療内科!の問題点

そもそもの問題点は、検査などで病名がつかない場合は、すぐに心の問題だとなってしまうことだと思います。最終的には、心療内科・精神科に行くしかないとなってしまう。

今の西洋医学のシステム上、避けられないことなのかもしれませんが、いろいろな問題をはらんでいると思うんですよね。

医者によっては、早い段階で「精神的なもの」と決めてしまう人も多くいるらしいです。この話ホントよく聞くんですよね。

でも、そうなってしまうと、他の隠れた病気を見つける機会を失ってしまう危険性がまずはあります。さらに、病名が見つからず辛い症状がある場合は、永遠に心療内科に通い続けることになってしまうわけですよね。

もちろん、明らかに心の問題だといったことを抱えている方にとっては、必要だと思いますが、グレーゾーンの方にとっては、薬を飲み続ける負担や、心療科に通い続けることで本当に何か問題があるように感じるようになってしまう危険性も出てきますよね。

この辺の問題を解決できるような仕組みが整っていくといいな(自分でも何かできることがあるはず)と漠然とですが思っています。

最近では、総合診療科でいろいろな可能性を探っていくようにもなってきました。場合によっては、西洋医学では原因不明(治らない)であっても、東洋医学を試してみたり、統合医療という選択肢があってもいいのかなと思います。

いずれにせよ、患者自身も治る可能性を探っていくことが必要ですし、「治る可能性はある!」と思いながら過ごしていくことが、一番の近道だと僕は思います。

 

ということで、この時期、心療内科に通いながらも、あまり知られていないような病気が隠れているんじゃないか?

と探しまくっていた中で、1つの可能性のある病名を見つけました。

 

次回につづく。

 

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