病気から学んだこと・考え方

【病人だって野球が好き】甲子園中止が決定した今、高校球児達が前を向けるメッセージを伝えたい!!

こんにちは、ゴローです。

春の選抜に続き、夏の甲子園大会が、夏の全国高校野球が中止となってしまいました。

最後の大会に向けて頑張ってきた、選手達のことを考えると言葉が見つからない。

「新型コロナウイルスの感染状況を考えたら、しょうがないだろ!」

「高校野球だけ特別かよ!」

といった声もよく耳にするのですが、そんな簡単な言葉で終わらせようとする人は、相手を思いやる配慮が欠けているとしか思えません。

別に野球だけが特別じゃない。野球どころかスポーツに限らず、いろいろな人が今回のコロナの影響で悔しい想いをしている。その事実はみんな一緒。

ただ、野球が好きな人間の1人として、高校球児や全スポーツ選手、その他悔しい想いをしている人たちに、野球を通して自分なりの想いを伝えたい。

高校野球のことで言うならばプロ野球選手の言葉が、その他のことで言うならば、その道の方の言葉や芸能人などの言葉の方が、当然胸に刺さるでしょう。

それでも、僕は僕なりの立場から伝えさせていただきたいと思います。

4年半の病気をしてからの人生の中で、最も悔しい想いを感じる時は「何かの舞台に立つことすら出来ないこと」。この一点につきます。

だからこそ、今回の甲子園中止の決定で、選手達の悔しい想いが分かるつもりです。本気で甲子園を目指した経験が無い僕に、本当の意味での共感力は無いのかもしれませんが、

野球のプレーができない。プロ野球の試合を現地に観に行くこともできない。

野球に関して言えば、この悔しさはかなり大きなものがあります。それでも、自分の気持ちをコントロールして前に向かせてくれるのは、誰かの言葉であったり、思考の変換だったりしました

そこで、僕が過去に震えた、イチローさん・渡辺元智さん・田中将大選手の3人の野球人の名言を借りながら、僕が今伝えたい想いを述べていきたいと思います。

この記事が、少しでも誰かの参考になってくれたら嬉しいです。

 

イチローさんの言葉(引退会見にて)

 

今日のあの舞台に立てたことというのは、去年の5月以降ゲームに出られない状況になって、その後チームと一緒になって練習を続けてきたんですけど、それを最後まで成し遂げられなければ、今日のこの日はなかったと思うんですよね。

今まで残してきた記録は、いずれ誰かが抜いていくと思うんですけど。去年の5月からシーズン最後の日まで、あの日々はひょっとしたら誰にもできないことかもしれないと、ささやかな誇りを生んだ日々であったんですね。

 

今回の甲子園中止の報道を受けて、真っ先に頭に浮かんだのがこの言葉でした。

イチロー選手がどれだけの記録を残してきたかについては、今更語る必要もないと思います。その数々の記録を打ち立てたことよりも、

「試合に出場することは無いと分かりながらも、他の選手と同じように練習してきた日々」

を、自分の野球人生で印象に残ったシーンとして答えているわけです。

この引退会見の言葉を最初に聴いた時は、イチローさんらしい言い回しだなと思いながら、一方で鳥肌が立ったことを覚えています。そして、今こういった状況になって、改めてこの言葉の重みを感じずにはいられませんでした。

甲子園という、高校球児にとっては最高の舞台(目標)がなくなった中で、球児達が引退するまでの間に、どういった行動をとることが出来るのかが大事だと思います。

もちろん、簡単なことではないと思います。でも、あのイチローさんが最も印象に残ったと感じたのがこういった事だったわけです。皆さんにも、高校野球の引退を迎えた際に、「ささやかな誇りを生んだ日々だった」と思えるような日々を、これから過ごして欲しいと思います。

 

 

渡辺元智さん(元横浜高校監督)の言葉

 

目標が、その日その日を支配する。

 

春3回・夏2回の甲子園での優勝を誇る、元横浜高校監督の、渡辺元智さんが座右の銘としていた言葉です。

高校野球が好きな方にとっては、よく知られた存在の渡辺監督だと思いますが、この言葉を以前聞いた時から、僕もずっと好きだった言葉でした。そして、イチローさんの先ほどの言葉の次に思い浮かんだのが、この言葉でした。

「甲子園」という目標を失った中で、誇れる日々を過ごして欲しいと先ほど述べました。その一方で、何か別の目標を持たないことには、頑張ることなど出来ないと思います。

目標があるからこそ行動できるし、覚悟も変わってくるわけです。目標がない中での行動は、無駄に終わってしまうことも多いと思います。この事は、病気になってから僕自身も日々強く感じていることです。目標なくして病気が治ることはあり得ないと感じているからです。

だからこそ、何か目標を持って取り組んでいってほしいと思います。その為には、甲子園に替わる大会の存在も必要になってくるかもしれません(これは大人に任せましょう)。

ただ、甲子園と全く同じモチベーションは難しいと思います。そういった意味では、「大会」ではない何かを、モチベーションとして頑張るのも1つではないかと思います。今しかない高校時代を一生懸命頑張ることで、その後の人生にとって誇れる日々がやってきてくれると思います。

 

 

田中将大選手の言葉

 

人生に無駄なんて事はない!この時間を生かすも殺すも自分次第やと思う。

 

これは、現在ニューヨーク・ヤンキースに所属している田中将大選手が、楽天時代の2010年シーズンの後半にケガをした時、ブログに残した言葉です。

与えられた状況に変わりはないわけですから、それならば、ケガによって試合に出場できなくなった時間を有効に使おう!という覚悟の表れだったと思います。

僕自身、病気をしてから、ケガをしたスポーツ選手やパラアスリートの言葉に触れる機会が多くなりましたが、その後成功する選手は、必ずこういった意味合いの言葉を使います

事実、田中将大選手も次のシーズンでは、当時キャリアハイの19勝を挙げて、最多勝と最優秀防御率を獲得しています。その後の活躍は言うまでもありません。ケガをしたという悔しい時間を、まさに生かすことが出来たからだと思います。

高校球児の皆さんにも、現在の辛い状況の中ではありますが、残された時間を、今度に生かすことの出来る時間にしてほしいと思います。簡単に切り替えることは難しいと思いますが、これまでの努力を無駄にしないためにも、少しずつ頑張っていって下さい。

 

 

高校球児達の可能性は無限大!

野球界でトップを走り続けてきた3人の方の言葉を借りながら、自分なりのメッセージを伝えてきましたが、共通していることは、「今置かれている状況の中で、出来ることを一生懸命頑張る」ということだと思います。

これは、僕自身が病気をしてから、ずっと大事にしてきたコトでもあります。

とは言え、気持ちを保ちながら実践していくことは正直難しいです。それでも前に進んでいくために、自分なりにたどり着いた考え方があります。

それは、「チャンスをもらった」と思うようにしています。

現在の状況を、「現在」だけで考えると辛くなってしまいます。でも、「未来」を基準に考えてみると、チャンスかもしれない?と捉えることも出来るようになります。

あの時間・状況があったおかげで、現在の〇〇になれた!といつか言える時が来ると思います。先ほどの田中選手の言葉を借りるならば、人生に無駄な時間なんて無いです!

僕で言えば、病気して寝たきりになって、座ることも出来なかった時間なんて、誰にでも出来る経験じゃないですからね!それだけで、貴重な体験だと思うし、自分にしか出来ないことが、この先出てくるかもしれません。

そもそも、こうやって高校球児にメッセージを届けたいという想いも、昔の自分だったら出てこなかったと思います。こんな所に書いても届くことは難しいかもしれませんが…

簡単に言えることでは無いですが、コロナの影響で甲子園が中止になったなんて経験も、誰にでも出来ることじゃないですよね?そんな経験誰もしたくないと思います。でも、事実が変えられない以上、その経験をチャンスにして「未来」に活かしていって欲しいです。

「あの甲子園が開催されなかった世代の選手達」の活躍が、現在のプロ野球界を引っ張っている!WBCで世界一に導いた!なんて10年後には言われていると僕は思います。

野球に限ったことではないですが、あの時の悔しさがあったから!今ココで頑張れています!という言葉が、必ずいろいろな方面で聞かれる時代が来るはずです。

甲子園を失った事実を、すぐに切り替える必要はないと思います。個人のペースで自分なりに消化していければいいのではないかと思います。高校当時の僕みたいな人間では出来なかったでしょうが、甲子園を目指すようなレベルにある高校生達は、考え方も人格もしっかりしているので、必ず乗り越えられる日々がくると思います。一緒に今できることを頑張っていきましょう!

 

最後に!

「野球ができること自体」が、一番ありがたいことなのかもしれません。

甲子園がどうとかいう前に、練習もまともに出来ていないと思います。まずは野球を思いっきり出来る環境になった時に、野球ができる幸せを一番に感じるかもしれません。

俺だって野球やりてーよ!!

サークル・草野球レベルですが、僕もずっと野球をやってきていたので、野球を、スポーツをできないというのは辛いですよね。いつか、グラウンドでお会いしましょう!

いろいろな意見や考え方があると思います。この記事に書いてきたような考え方が、一つの参考として、次の道へ進んでいくきっかけになってくれたら、書いた者としては非常に嬉しく思います。

 

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