巡礼地・御朱印の楽しみ方

【徹底解説】名古屋二十一大師霊場とは何か?巡礼地の全体像をお伝えします

 

こんにちは、ゴローです。

皆さんは、「お遍路」という言葉を聞いたことがありますか?

簡単に言ってしまうと、何らかの祈願を目的として、弘法大師空海ゆかりの霊場(お寺)を巡っていくことを指します。

西国三十三所巡りなど、お寺を順番に巡っていく「巡礼」という言葉がありますが、その中で弘法大師空海を巡っていくことを、「お遍路」と呼んでいます。

まあ、堅苦しいことは置いときまして、お遍路と巡礼は同義と扱ってもらえばいいのかなと思います。

現在の健康志向ブームにより、官公庁や鉄道会社を中心に、ハイキングやウォーキングイベントが流行っていますよね。

また、神社仏閣の御朱印巡りやパワースポット巡りなんかも流行っていますよね。

そして、その両方を同時に楽しめるのが、「お遍路・巡礼」というシステムなのです!

本場の「四国遍路」があまりにも有名ですが、実は霊場を巡る巡礼地は全国各地にあり、例えば愛知県にも、「知多四国八十八ケ所霊場」という、日本三大新四国霊場の1つに数えられる有名な巡礼地があるんですよ。

そして、名古屋市内のみで完結できる巡礼地もあり、それが今日詳しく紹介する「名古屋二十一大師霊場」巡りです。

21ヶ所のお寺を巡るという、数的にも距離的にも、比較的お手軽に巡礼を楽しむことができる巡礼地ですので、特に初心者の方にはオススメです!

また、下記の内容に当てはまる方も、要チェックですよ!

・御朱印巡り、パワースポット巡りが好きな方

・健康増進のために、目的を持って歩いてみたい方

・お遍路、巡礼を体験してみたい方

・愛知県内・名古屋市内で霊場巡りをしたい方

・弘法大師空海が好きな方

これまで、名古屋二十一大師霊場の各札所(お寺)についての紹介や、遍路道中の名所や休憩場所(立ち寄りカフェ)などの詳細を紹介してきましたが、

本日の記事では、名古屋二十一大師霊場の、全体像をつかんでいただく記事としてご活用下さい。

 

「名古屋二十一大師霊場」の全体像・成り立ちは?

「名古屋二十一大師霊場」を巡礼すると決めた際、下調べをするために情報を集めようとしていたのですが、ほとんど情報が無くて困りました。

「名古屋二十一大師霊場会」という組織があり(巡礼を開始してから判明)、奉納経や巡拝マップを作成してはいるようなのですが、ホームページも無いですし、何か情報発信をしているわけでもないようでした。

そんなわけで、あまりにも情報が無いので、むしろ僕がこれから発信していかなければいけないと感じ、どこよりも詳しく解説していきたいと思います。

個々のお寺の情報や遍路道については、巡礼を実際に行いながら詳細をお伝えしていますが、全体像についてまとめた記事があった方が良いだろうと思い、

こちらの本を購入しました。

名古屋二十一大師霊場の参考本

名古屋21大師に関しては間違いなく一番詳しく書かれている書籍の上、他にも「知多西国三十三観音」・「尾張六地蔵」・「三河三封寺」の巡礼地のことも一緒に詳しく書かれていますので、愛知県で巡礼される方には必需品ではないかと思います。

東海地方に在住のライターの方達で構成された「東海まち歩き再発見隊」が著者となっている書籍なのですが、2018年の9月に発行(データは2018年7月現在)されたばかりの本ですので、情報も割と新しいものが手に入ります

こちらの本によると、弘法大師の縁日である「二十一」にちなんで、江戸時代に名古屋城を中心とした、現在の中区・西区・東区の旧市内真言宗寺院を「金城下二十一大師」の札所として制定し、盛大に巡拝が行われていたそうです。

しかし、昭和の大空襲により、多くの寺院が戦火をこうむり、戦後の混乱期に合寺・解散などで、寺院数が減少してしまい、歴史ある霊場は途絶えてしまいました(実際に巡っていく中で、空襲による被害を感じる場面も多いのを実感しています)。

しかしその後、戦後復興により市街地の整備が進んでいき、再びお大師様を慕って残された寺院を参拝する人が増えていきました。そこで改めて、名古屋市内の有名寺院を札所に選定し、昭和44年に現在の「名古屋二十一大師霊場」が再興されました

 

 

「名古屋二十一大師霊場」札所一覧・札所間の距離は?

札所の一覧(21のお寺)は以下の通りです。

( )はご本尊の名前になります。

1、大須観音 宝生院(聖観世音菩薩)

2、稲園山 七寺(聖観世音菩薩)

3、成田山 萬福院(不動明王)

4、摩尼山 延命院(薬師如来)

5、如意山 福生院(歓喜天)

6、東岳山 長久寺(不動明王)

7、長尾山 東界寺(薬師如来)

8、秋葉山 常光院(十一面観世音菩薩)

9、味鏡山 護国院(薬師如来)

10、雲龍山 宝蔵院(地蔵菩薩)

11、如意山 宝珠院(薬師如来)

12、宝生山 弁天寺(弁才天)

13、花林山 弥勒院(弥勒菩薩)

14、雲龍山 喜見寺(十一面観世音菩薩)

15、海底山 地蔵院(地蔵菩薩)

16、笠寺観音 笠覆寺(十一面観世音菩薩)

17、増益山 大喜寺(大日如来)

18、龍王山 海上寺(薬師如来)

19、瑞穂山 金龍寺(十一面観世音菩薩)

20、普照庵 龍福寺(地蔵菩薩)

21、八事山 興正寺(大日如来)

ちなみに、名古屋二十一大師の札所一覧の中には、「なごや七福神」の全札所が含まれていますので、全札所を巡ることで「なごや七福神めぐり」も行ったことになり、七福神のご利益も一緒にいただけるということで、嬉しい限りですね。

「なごや七福神めぐり」に関しては、公式サイト(ブログ)がありますので、良かったら参考にしてみて下さい。

http://nagoya-shichifukujin.blogspot.com/

 

続いて氣になるのが、各札所間の距離だと思いますので、こちらもまとめておきますね。

1番札所から順番に巡っていくのが普通ではありますが、距離を見ながら自分なりの巡礼の方法を見つけてみるのも良いかもしれません。

全行程は、約65kmになります。

名古屋二十一大師霊場の距離

1→2   0.5km

2→3   1.7km

3→4   2.5km

4→5   0.3km ※一番短い

5→6   3.1km

6→7   2.0km

7→8   1.9km

8→9   3.9km

9→10  16.1km ※一番長い

10→11   2.2km

11→12   5.3km

12→13   9.3km

13→14   1.2km

14→15   3.0km

15→16   1.5km

16→17   2.9km

17→18   0.7km

18→19   1.0km

19→20   1.1km

20→21   4.5km

札所間の距離を一覧で見てみると、場所によって距離に差があることが分かると思います。1kmにも満たないところもあれば、10km以上の箇所もありますね。

札所間で一番長いところが、9番札所と10番札所の間の16kmということになりますが、僕の場合は車いすで巡礼を行っていることもあり、9番札所を前半戦のゴールとして、10番札所を後半戦のスタートと位置づけて巡礼を行っています。

歩き遍路の方は、この16kmも含めて、全行程を歩いてみるのも良いのではないでしょうか?全部歩き切ることで達成感もひとしおだと思います。

地下鉄や市バスを使用して巡礼する方もいらっしゃると思いますので、公共交通機関の案内も載せておくので、参考にしてみて下さい

名古屋二十一大師霊場の交通機関(バス・地下鉄)

本の中では、1.5km以上の距離に関しては、徒歩○○分ではなく、バスなどでの経路が書かれているので、公共交通機関の利用を推奨しているのかも?

 

 

「名古屋二十一大師霊場」巡礼の準備・始め方は?

まずは、一番札所の「大須観音 宝生院」で参拝を行って下さい。

お参りが終わった後、本堂右側にある納経所で、「奉納経」を購入します。一般的に納経帳と呼ばれるもので、御朱印帳のことと思って下さい。

奉納経を購入すると、巡拝マップや、各札所の簡単な説明分などが書かれた付録もいただけるので、これを見ながら今後の巡礼方法を考えてみるのも良いと思います。

名古屋二十一大師霊場の奉納経・マップ地図

奉納経は700円で購入することができ、全21札所の御朱印を押すページが一冊にまとまっています。名古屋二十一大師霊場の御朱印は、1ヶ所100円と安いので、交通費をのぞけば、費用は全部で2800円にて巡礼を行うことができます(金額のことはあまり言いたくないですが笑)。

ちなみに、全札所を3回巡ることで、記念の腕輪念珠をいただくことが出来るので、そこを目指してみるのも楽しいかもしれません。

 

僕が実際に大須観音を参拝した際の、巡礼初日の記事も参考に載せておきますね。

第1番札所「大須観音 宝生院」参拝へ。「名古屋二十一大師霊場」巡礼開始に必要なものは? こんにちは、ゴローです。 名古屋市に「名古屋二十一大師霊場」(四国遍路のように寺院を順番に巡っていくもの)というものがある...

 

 

「名古屋二十一大師霊場」参拝方法・参拝作法は?

一般的には、お遍路さんの道具と言うと、菅笠(すげがさ)をかぶって、白衣(びゃくえ・はくえ)を着て、金剛杖を持って、という姿で行うことになります。

ただ、本場の四国遍路ではないので、簡略化して行ってもよいのではないかと思います。ちなみに、僕は四国で購入した金剛杖を持ってはいるのですが、車椅子で巡礼しているので、現在は当然使用していません(笑)

形から入ることも大事なことだと思いますので、巡礼を行う方の覚悟次第で決めていただければ良いと思います。ただ、お遍路さんっぽい格好をしていることで、お接待を受ける可能性は高まる?かもしれません。

現在のところ、僕自身も接待を受けたことは無いですが、この先そのような機会があれば、喜んで受けようと思っています(基本的に、お接待を断ることはご法度とされています)。

お寺での参拝作法に関しては、「知多四国霊場会公式サイト」の遍路の心得を参考にしてみて下さい。

(1)札所へ到着したら合掌して一礼をします。

(2)手を洗い、口をすすぎ、身を清めます。

(3)先ずは本堂をお参りします。

※本堂と弘法堂が同じ場合は一緒にお参りします。

(4)次に弘法堂を参りし。ろうそく、線香を捧げます。

納札や写経などを納め、お賽銭を納めます。

合掌し、心を込めてお経を唱えます。

(5)納経所で納経印を頂きます。

(6)札所を出るときは合掌して一例をします。

知多四国霊場会公式サイトより引用

 

 

「名古屋二十一大師霊場」いただける御朱印一覧

①大須観音宝生院の御朱印

大須観音宝生院の御朱印

 

②稲園山七寺の御朱印

③成田山萬福院の御朱印

成田山萬福院の御朱印

 

④摩尼山延命院の御朱印

⑤如意山福生院の御朱印

摩尼山延命院の御朱印

 

⑥東岳山長久寺の御朱印

⑦長尾山東界寺の御朱印

東岳山長久寺の御朱印

 

⑧秋葉山常光院の御朱印

⑨味鏡山護国院の御朱印

味鏡山護国院の御朱印

 

⑩雲龍山宝蔵院の御朱印

⑪如意山宝珠院の御朱印

雲龍山宝蔵院の御朱印

 

⑫宝生山弁天寺の御朱印

⑬花林山弥勒院の御朱印

花林山弥勒院の御朱印

 

⑭雲龍山喜見寺の御朱印

⑮海底山地蔵院の御朱印

海底山地蔵院の御朱印

※⑯以降の御朱印は、参拝後、順次アップしていきます。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「名古屋二十一大師霊場」について、全体像をお伝えさせていただきました。

全行程は約65kmということで、歩き遍路を行うにもハードルはそこまで高くないと思います。また、全て名古屋市内のみで完結できますので、交通機関に困ることも無いですし、道中にはお店なども多いので、巡礼地の中でも比較的巡礼しやすい霊場だと思います。

予習・復習をしながら、書籍片手に巡礼していると、お遍路さんになれた感覚になって楽しくなってきますよ!(笑)

この記事では、「名古屋二十一大師霊場」の全体像について書いてきましたが、各札所(お寺)の説明や遍路道中の詳細に関しては、休憩に使えそうなオススメのカフェや観光名所などと併せて細かく紹介していますので、

こちらのカテゴリーの中にある記事も参考にしてみて下さい。

https://www.goro56-challenge.com/category/nagoya21-kobodaishi-temple/

それでは、本日もありがとうございました!

 

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