名古屋21大師霊場(車いす)

第1番札所「大須観音 宝生院」参拝へ。「名古屋二十一大師霊場」巡礼開始に必要なものは?

 

こんにちは、ゴローです。

名古屋市に「名古屋二十一大師霊場」(四国遍路のように寺院を順番に巡っていくもの)というものがあるのですが、それらの有名寺院を、車いすを使用して巡る「車いす遍路」というものを始めました。

たぶん、人類初の試みです(笑)

昨年(2019年)の2月1日に既にスタートしており、この記事を書いている現在、14番札所まで巡っていますので(21番札所まであります)、そちらの様子を順番に記事にしていきながら残りを進めていきたいと思います(実は一度断念して中断していました)。

遍路道中の名所や立ち寄ってほしいカフェなども積極的に紹介していきますので、遍路・巡礼をされる方には参考にしていただけたら嬉しく思います。

本日の記事は、遍路記事第一回目となりますので、1番札所である「大須観音 宝生院」の紹介だけでなく、どのように準備して巡礼を始めればよいのかについても触れていきたいと思います。

 

「名古屋二十一大師霊場」参拝巡礼の準備(納経帳・御朱印)

 

快晴の空の元、最高気温7℃の寒い風が吹く中、僕はスタート地点の「大須観音」の境内、本堂の階段下にいた。決して簡単な道のりではなかった、この場にいることへの喜びを噛みしめながら。

本堂が階段を上った2階にあるということで、僕は階段下から参拝し、家族に上まで行ってもらいました。(境内に限っては、極力自分の足で参拝したいと思っていますが、この時はさすがに断念しました)。

 

そして、「名古屋二十一大師霊場」巡拝専用の、「納経帳」(いわゆる御朱印帳のことです)を購入しました(納経所は本堂右奥にあります)。

写真の通り、ちょっとしたマップと説明文の付録も一緒にいただけます。

 

記念すべき、第一番札所の御朱印は、写真のような感じです。

なんだか、氣が引き締まりますね。

ちなみに、大須観音で頂ける御朱印の種類は5つあります。

1、大須観音本尊

2、なごや七福神布袋尊霊場

3、東海三十六不動尊霊場(第十番札所)

4、尾張三十三東海百観音霊場(第一番札所)

5、名古屋二十一大師霊場(第一番札所)

僕が今回いただいた御朱印は、5種類の中でも一番渋い御朱印であると思われます(笑)最近流行りのオシャレでかっこいい御朱印もありますが、今回の趣旨に合わせた(誘惑に負けず)この渋い御朱印を21個集めたいと思います。

その代わり、二十一大師用の御朱印代は100円と安く、こちらの納経帳は700円で購入することが出来ます

 

 

第一番札所「大須観音 宝生院」とは?

 

先ほどから大須観音と呼んでいますが、正式には「北野山真福寺宝生院(ほうしょういん)」と称します。一般的には、大須観音の呼び名で知られています。

ちなみに、日本三大観音の1つ、とも言われる観音霊場でもあります。

愛知県にお住まいの方には言わずと知れたお寺ですが、全国的には、浅田真央さんの特番の際に、必ずと言っていいほど、幼い真央さんのバックに出てくるあのお寺です。

近くに、伊藤みどりさん、浅田真央さん、村上佳菜子さん、宇野昌磨さんなどが使用していたことで有名な、名古屋スポーツセンター(通称:大須スケートリンク)があります。

大須観音は、もと尾張国長岡庄大須郷(いまの岐阜県羽島市大須)にありました。御開山は能信上人(のうしんしょうにん)で、その後、後醍醐天皇の御勅願により、北野山真福寺宝生院という寺号を賜りました。

そののち戦国の世となりましたが、織田信長が寺領五百石を寄進し、徳川家康に至っては、名古屋城を建設経営するにあたり、慶長十七年に当寺をいまのこの地に移すこととし、真言宗智山派別格本山として、今日に至っています(納経所でいただいた説明文を参考)。

 

 

「車いす遍路」を開始してみての想い

 

というわけで、第一番札所の参拝を終えて、これから遍路・巡礼への本格的なスタートを切っていくこととなりました。

「この日」に始めるということには、実はかなりこだわっていました。プロ野球のキャンプインを迎える2月1日という日付は、僕にとっては昔から「何かを始める日」という位置付けがあり、新たな人生をスタートするにはこの日しかない!とずっと思っていました。健康だろうが病気だろうが、僕は僕!という想いが込められています。

さらに、今回は「21」大師を巡るということで、2月1日という数字的にもピッタリだと思ったこともありました(笑)

せっかく自分で考えて企画したことなので、少しでも「遊び心」を持ちたいということで、各寺で、こんな感じの写真を撮っていきたいと思います(入り口、仁王門にて)。

 

ちなみになのですが、一般人とは思えない可愛い2人組が、僕の隣で撮影しているなあと思っていたら、名古屋の誇るアイドルグループ「TEAM SHACHI」(旧グループ名はチームしゃちほこらしい)の秋本帆華さんと坂本遥奈さん(名前は調べて初めて知りましたが)でした。

SNS見てみたら、この日に大須にあるラーメン屋の投稿をされていたので、間違いなさそうです。

もっと調べてみたら(ストーカーではないですよ!笑)、名鉄ミューズカードのイメージキャラクター「2代目ミューズ(女神)」の子じゃないですか!サンドラ(CBCのドラゴンズ番組)を見ていた時によくCMに出ていた子でした。

遍路初日から、仏様と女神様(寺なのに笑)の両方にお目にかかれたということになります!出だし良ければということで、今後の遍路も頑張れそうです。

何ヶ月かかるかは分かりませんが、遍路が終わるまでに、「#やすだの歩き方」(CBCの番組)のロケに遭遇したい!という、僕の密かな願望も叶う可能性があることが分かり、俄然氣合いが入りました。

と、1年前の手記には書いてあったのですが、なんとこの2か月後に番組打ち切りとなってしまいました、かなりショック(泣)

 

こんな感じで、宝生院を後にし、第二番札所である「七寺」へ向かいました。いよいよ本格的に巡礼のスタートです。

500m、徒歩3分の道のりということで、遍路の初心者としてはありがたい距離感ですね。

それでは、「七寺」&「大須商店街」編は、次回の記事に続きます。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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