こんにちは、ゴローです。
本日の記事では、岐阜県関市にある「関善光寺(宗休寺)」について紹介していきます。
日本唯一の卍型の戒壇巡りや、五郎丸ポーズをしているように見える大日如来坐像が全国的にも有名なお寺です。
また、毎月最終金曜日のプレミアムフライデー限定にいただける、人気の「金の御朱印」も2019年8月からいただけるようになりました。
Contents
関善光寺とは?
どういったお寺?
岐阜県関市にある天台宗の寺院で、正式名称は「妙祐山宗休寺(そうきゅうじ)」といいますが、通称「関善光寺」として親しまれています。
1753年(宝暦3年)に創建され、本尊は阿弥陀如来(善光寺如来)で、美濃四国の第21番札所でもあります。
境内の雰囲気は?
広い駐車場から、ゆるやかな階段を上っていきます。
階段には「善光寺如来」と書かれた旗がたくさんあるので、氣分も上がりますね。
階段を上りきると、宋休というカフェがあるので、こちらで休憩するのも良いかと思います。境内がかなり広いので、全て参拝しようとする方には便利かもしれません。
関善光寺の戒壇巡りとは?
こちらの本堂「善光寺如来堂」の中で戒壇巡りを行うことができます。こちらの本堂は、関市の重要文化財でもあります。
全国の寺院には戒壇巡り(胎内巡り)が54ヵ寺あると言われていますが、その中でも卍型の戒壇巡りができるのは、ここ関善光寺が日本唯一ということで有名です。
「戒壇巡り(胎内巡り)」とは?
人が亡くなってから成仏するまでの49日になぞられ暗闇の長さは49メートルあるとも云われ、古くは僧侶の修行の場として作られたと云われております。
此の暗所の道をたどることによって人間の心身を清め弥陀に導かれて必ず極楽へ往生することが出来ると言われています。
関善光寺公式HPより引用
関善光寺の五郎丸ポーズとは?
こちらの宝冠大日如来堂に、「大日如来坐像」がいらっしゃいます。
元ラグビー日本代表の五郎丸歩選手のルーティンが話題となりましたが、その五郎丸ポーズに似ているとして、参拝客が殺到したそうです。
実際に拝んでみると、話題になるのも納得ですね(笑)
必勝祈願・合格祈願・学業成就・心願成就などのご利益があるということですが、何に対してもご利益がありそうな貫禄を感じますね。ちなみに、参拝者もこのポーズをとってお参りしていくそうですよ!
関善光寺の元三大師(厄除大師)とは?
こちらの大仏殿「摂取殿」の中にいらっしゃいます。
元三大師は、平安時代中期の天台宗の座主で、命日が1月3日だったことから名付けられました。鬼の姿で祈って、京都で流行する病を治めたといわれており、信仰の対象となっています。
○○大師好きな僕ですが、病を治めてもらうためにも、今の僕にとっては最も必要な大師といえるかもしれません。
関善光寺へのアクセス・駐車場など
○住 所:岐阜県関市西日吉町35
○電 話:0575-22-2159
○アクセス:長良川鉄道「関駅」から徒歩3分
○駐車場 :有(約30台)
関善光寺でもらえる御朱印は?
納経所は、本堂入ってすぐ左手側にあります。
まずは、関善光寺の金の御朱印です。真ん中の金字で書かれた「元三大師」の文字が目立ちますね。左上には、元三大師の鬼の姿が入っているのもかっこいいですね!
直書きでいただけるのも嬉しいところです。
元三大師のいらっしゃる大仏殿の御朱印もいただけます。真ん中に大仏殿の別名である「摂取殿」の文字が入っていますね。
こちらは金の御朱印ではないので、最終金曜日以外にもいただける御朱印になります。
人気の金の御朱印だけでなく、関善光寺でしか味わえない貴重なモノもたくさんあるお寺ですので、関市へ観光にお出かけの際には、皆さんも参拝に訪れてみてはどうでしょうか。