病気から学んだこと・考え方

【インタビュー】適応障害・うつ状態などの体調不良をきっかけに、音楽活動など自分のやりたい道へ!(30代男性・Mさん)

 

こんにちは、ゴローです。

今日から新しい企画を、というと大袈裟ですが、ずっとやってみたいことがありました。「病気や障がい・ケガなどを乗り越えた人にインタビューをする」ということです。

来年本格的にスタート出来たらいいな、という希望を持ちつつ、本日のブログがその第一弾になります。

 

自分自身が8年以上病気を経験してきた中で、「何か」を乗り越えてきた人たちの言葉や行動というものが、勇氣をくれましたし、参考になることも多くありました。

また、病気やケガをするということは、決して悪いことばかりではなく、後から振り返ってみると、そこが人生の分岐点であったり、プラスになっていることも多いと思うんです。

そんな体験をしてきた人の生の声を聞くことで、自分はもちろん、同じような境遇にいる人に何らかの影響を与えてくれるのでは!?というのが動機になります。

 

また、病気が慢性化している人にとって、現在のいわゆる西洋医学だけでは完治することは難しい、というのが自分の経験や周りの話・いろいろ学ぶ中で分かってきたことです。

そこには、東洋医学・代替医療・自然医学などいろいろな選択肢もあるでしょうし、考え方や生き方を変えるといった枠のとらえ方も必要だと思っています。

だからこそ、西洋医学では治らないと言われていた病気・難病の人が完治したという事実が山ほどあるわけで、そういったヒントが、生の声からこそ聞けるのではないかと思います。

 

インタビューしていきたいのは、病気やケガを克服した人だけではなく、今現在病気や障がいがある中でも、何かに挑戦している人などにも話を聴いてみたいなと思っています。そういった人たちは、ある意味では現状を「克服している」と思うからです。

 

この企画を進めていくにあたり、まずは自分の体調を整えるというのが最低条件になってきくると思います。現状では人と話をするだけでもきつい日が多い上に、その日になってみないと分からない体調なのでドタキャンの可能性もかなり高くなってしまいます。

これがやりたいからこそ、前回の記事で紹介したように、2年ぶりに外で友達と会う練習をしたわけです。なんとか来年は、友達との挑戦回数を増やしながら、インタビューへと繋げていきたいと考えています!

友人・知人だけでなく、初対面の方にももちろんインタビューしてみたいので、そのためにも体調を何とかしたいです。やっていこう!と決めれば、体調もついてきてくれると信じつつ、迷惑をかけることもあるでしょうが、あまり深く考えすぎずに、今の自分だからこそやれることをやっていきたいと思います!

 

せっかくなので、目標は大きく100人!

1ヶ月1人できればよい方でしょうから、このペースで計算しても最低8~9年はかかっちゃうけど(笑)そもそも自分の周りに、自分以上に病気の人間とか良くも悪くもいないので、どうやって探せば?という感じですが(汗)まあ、頑張ってみます!

100人に到達する頃にはきっと、僕の病気も治っていることでしょう。100人目の紹介は自分自身にして、自転車で日本一周を達成したor挑戦するっていう記事が目標ですね!笑

 

というわけで、前置きが長くなってしまいましたが、初めてのインタビューには中学・高校時代の友人が協力してくれました!

これから探り探りやっていくことになりますので、読者の皆さんからも、こうした方がいいのでは?こんな内容の話を知りたい!などの意見をいただけたら嬉しいです。

いつか、僕自身もヒントをもらってきた方達にインタビュー出来たら最高ですね。100人目標とは別に、この中の誰かにたどり着けたら、それはそれで大きな目標達成ですね(笑)

和田毅・田中幹也・岩隈久志・髙木菜那・池江璃花子・木村文乃・星野源・志尊淳・芳根京子・辻沙絵・山本篤・道下美里・池透暢・大野雄大・松坂大輔・山根佐由里・中里篤史・・・

 

①病気をする前、何をしていたか?

大学卒業後、地元の一般企業で、営業や総務などの仕事をしていた。

②病気になったのはいつ頃?病名などは?

入社3~4年目くらいで20代の時、適応障害になった。不眠症・起きれない・蕁麻疹・肩こりなどの症状があり、軽いうつ病のような状態だったと思う。

そして、その後一度よくなったものの、3年後くらい(まだ20代)に前回よりひどい症状として現れたため、3~4ヶ月会社を休むことになった。

補足

適応障害とは、最近では深田恭子さんが発症したことでも有名となりました。皇后雅子さまも発症していたので、病名を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

主にストレスが原因で、心や体に様々な症状が出る病気です。軽いうつ病とも言われているそうですが、「ストレスが原因で」というのが適応障害だということです。いずれにせよ、誰にとってもいつ発症してもおかしくない身近な病気ではないかと思います。

③どんな治療をした?何か取り組んでいた?

会社の診療所で主に診察をうけていた。薬もそこでもらっていた。特別な治療は特にやっていなかったという印象。

④現在病気は治っているが、「何が」病気を治してくれたと思う?また、何で病気になったと思う?

最終的に環境を変える(会社を辞める)という判断を出来たことが一番よかったと思う。この事実も含めて、会社の文化とか仕事内容、人もかな?これらが自分とは合わなかったことが病気になった原因だと分かった。

⑤病気がなくなった現在、何をしている?

会社を辞めて病気もなくなり、その後は音楽活動を1年くらいしていた。自主制作で曲を作って、イベント・ライブなどに呼ばれたら行ったりしていた。

その後、音楽活動も一区切りつけることが出来たので、金銭的なこともありハローワークで仕事を探した。個人の会計事務所で働いた後、何度か転職もしながら、現在は上場企業の経理をしている。

⑥今後の展望はある?

USCPAの資格をまずは取得して、会計士として経理をマスターしていきたい。

補足

USCPAとは、米国各州が認定する公認会計士資格のこと。国際ビジネス資格の最高峰に位置づけられる会計の専門家であり、その仕事内容は多種多様。僕自信、今回初めて聞いた言葉でしたが、経理の世界では割と有名な資格だそうです。

⑦病気を経験して何か変わったことはある?

自分に合う環境を考えるようになったと思う。頭痛や腰痛とか、何か1つ大変なことがあるだけでも人生観は変わると思う。

正直、病気前後の時の記憶はいろいろ覚えていないことも多い。自分では気付けなかったが、無理している部分もあったのかもしれない。

⑧最後に、現在病気などで苦労している人にメッセージはある?

1人で出来ることには限界があると思う。だから、(体調の良し悪しに関わらずだが)人に頼ることに遠慮はしなくてもいい!諦めたりすることの方がもったいない!

病気になったからこそ分かったこともある。しんどい時には、しんどいって言ってしまえばいい!

こんな感覚があるからこそ、Goro(筆者のこと)のところにも会いに来るし、何か力になれればと思っている。

⑨今回インタビューをさせてもらった感想

まずは、顔出しや身バレしてもOKと言ってくれた中で、会社を辞める経緯など、答えにくい内容にも触れてくれてありがとう!

M君は、世間一般的には有名大学を出て有名企業に勤める、いわゆるエリートコースの道を歩んでいたように見えたかもしれない。それだけに、会社を辞めるという決断には勇氣も必要だったと思います。それでも、病気をしたことをきっかけに、自分のやりたい事を真剣に考える機会を得ることが出来た良い例ではないでしょうか?

学生時代から音楽がずっと好きだったM君なので、音楽の道を真剣に進もうと考え行動していた時期があったことも、病気をした「おかげで」、一歩踏み出すことが出来た恩恵だったのではないかと思います。M君が言っていたとおり、病気などで人生観が変わることはよくあることだと思います。

現在は音楽活動ではなく会計・経理の道に進んでいますが、いろいろな経験をしてきたM君にとって、これからどんな道を進むにせよ、「自分の心の声」に耳を傾けながら行動・選択していけるのではないでしょうか。

適応障害や不定愁訴など、現在では似たような状態の人も多い時代だと思います。今回のM君のように、病気発症がきっかけで、(本当に自分のやりたかった)違う道に進むという選択肢が出てくることもあると思います。このインタビュー記事を読んだ方にとって、何か一歩進むきっかけになっていただけたら嬉しく思います。

 

それでは、本日も最後まで読んでいただいた皆さん、ありがとうございました!

 

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