こんにちは、ゴローです。
本日の記事では、愛知県清須市にある「清洲山王宮日吉神社」について紹介していきます。
こちらの神社は、尾張三英傑(織田信長・豊臣秀吉・徳川家康)に縁があり、清州城下の総鎮守神として祀られています。
また、お猿さんの神社、子授かり・安産祈願の神社としても知られています。
御朱印に関しても人気の神社であり、季節や行事ごとにいろいろな種類のアート御朱印がいただけると話題にもなっています。
中でも、織田信長の命日である6月2日に行われる、信長祭に合わせた御朱印は大変人気がありますので、紹介させていただきます。
清洲山王宮日吉神社とは?
どういった神社?
名鉄の「新清洲駅」から徒歩8分の距離にあり、清州城の近くにあります。
宝亀2年(771年)に、尾張地方に疫病が流行したのをきっかけに、素盞鳴命(すさのおのみこと)と大己貴命(おおなむちのみこと)を合わせて祀り、病災除去の氏神としたのが発祥とされています。
その後大同2年(807年)に、平安時代の官人である橘逸勢(たちばなのはやなり)が社殿を建立して、山王宮と称されるようになりました。
そして、清洲城代であった織田信張により、近江坂本(現在の滋賀県大津市)の日吉神社から大山咋神と摂社21社が迎え入れられます。明治以降に、社名が山王宮から日吉神社へと改められ、現在に至ります。
境内の雰囲気は?
鳥居をくぐって奥に進んでいくと、赤い屋根が特徴的な拝殿があります。
こちらで参拝を行います。この奥に本殿がありますが、普段は中には入れません。
拝殿前には狛犬が・・・と思ったら、お、お猿さん!?
日吉神社の神様の使いは申(サル)なんですねー。これは珍しい。
狛犬と同様、阿吽の申であり、青銅製の神申像で烏帽子を被り正装しています。よく見ると非常に凛々しいお顔をされています。
そして、さらに注目してほしいのが、拝殿の側面に描かれた巨大絵馬です。
御祭神の使いである申(猿)にちなんで、申年の平成16年の正月に、水墨画家である井上北斗氏により、神前にて描かれ奉納されたものになります。
神前にて描かれた絵馬としては、最大級のものとなりますので、参拝に訪れた際には、是非確認してみて下さい。
拝殿の屋根の上にも、お猿さんが隠れているので探してみて下さいね!
こちらは、「子産石」と称される女陰石です。女性がこの石に触れると、立ちどころに懐妊すると伝えられています。
というのも、豊臣秀吉の生母(大政所)が、この子産石に触れ、祈願したことで秀吉を授かっているのです。現在も、子授かり・安産・夫婦和合の石として、祈願・お礼に来られる方も多いそうです。
日吉神社へのアクセス・駐車場など
○住 所:愛知県清須市清洲2272番地
○電 話: 052-400-2402
○アクセス:名鉄本線「新清洲駅」より徒歩8分
○駐車場 :有(約30台)※祭典行事の際は制限あり
日吉神社でもらえる御朱印は?
社務所は拝殿の左側にあります(割と大きめ)。
日吉神社の通常御朱印がこちらです。
シンプルだけど、お猿さんの印はやっぱり入っています(笑)
その日いただける御朱印の一覧が、社務所前の掲示板にあります。
6月限定といったモノもあれば、今流行りのアマビエ御朱印など、数種類の御朱印がラインナップとなっています。
そして、今回最大の目玉御朱印が、「信長祭限定御朱印」です。
2020年は6月14日で終了してしまいましたが、中でも信長の命日である6月2日だけの限定で、「信長祭」の文字が金色になっていますので、こちらの御朱印はかなり貴重なモノとなります(来年以降も皆さん公式HPなどをチェックしてみて下さいね!)。
以上、愛知県清須市にある「日吉神社」について、御朱印と共に紹介させていただきました。清州城も近くにありますので、観光などお出かけの際に寄ってみるのもよいかもしれません。
それでは、本日もありがとうございました!